坪数計算・㎡坪換算 — 坪単価は延べ床か施工床か
面積を坪と㎡で換算し、そのまま坪単価まで出します。1坪は3.3ではなく400/121 ㎡。坪単価は延べ床面積で割るか施工床面積で割るかで変わるので、両方の分母を並べて比べられます。
坪数計算・㎡坪換算・坪単価
面積を坪と㎡で換算して、そのまま坪単価まで出します。1坪は3.3ではなく400/121 ㎡。坪単価は延べ床面積で割るか施工床面積で割るかで変わるので、分母を選んで比べられます。
| 坪数 | — |
|---|---|
| 面積(㎡ / ft²) | — |
| 間・尺で見ると | — |
| 坪単価 | — |
| 比べる面積で割ると | — |
| 3.3 で割った場合 | — |
| この表の数値の格付け | — |
1坪は 400/121 ㎡ です。3.3 ではありません。坪は6尺四方で、1尺は 10/33 m。 だから 1坪 = (6 × 10/33)² = (20/11)² = 400/121 = 3.30578512… ㎡ で、小数は終わりません。 3.3 で割ると坪数が 0.175% 大きく出ます。30坪の家なら 0.05坪、面積でいえば 0.17 ㎡。 一棟では気づきませんが、同じ 3.3 で割った坪単価は本当の値より低く印字されるので、 安いのが建物なのか割り算なのかが分からなくなります。この計算機は分数のまま計算して、 表示のときだけ丸めています。
坪単価は「建物価格 ÷ 延べ床坪数」ですが、分母を決めた法令はありません。 一般には延べ床面積で割ります。ただし施工床面積、つまりバルコニー・玄関ポーチ・吹抜け・ロフトなど 延べ床面積に算入されない部分まで足した面積で割る会社もあります。分母が大きくなるぶん坪単価は下がるので、 本体価格 3,000万円の同じ建物が、延べ床 120 ㎡ では 82.6万円/坪、施工床 132 ㎡ では 75.1万円/坪 になります。 7.5万円/坪の差は工事ではなく割り算です。上の「比べる面積」欄は、そのために両方を並べます。
分子も会社ごとに違います。本体価格には、付帯工事費(屋外給排水、ガス引込、地盤改良、 解体、外構)と諸費用(設計料、確認申請、登記、火災保険、住宅ローン手数料)が入っていないのが普通です。 本体だけの坪単価と、総額を延べ床で割った坪単価は別の数字です。見積書の内訳を見て、どこまでが分子かを そろえないと比較になりません。坪単価は総額を思い出すための目安で、総額そのものではありません。
尺と間はいまも現場にあります。木造在来工法の基本グリッドは3尺で、 正確には 909.09 mm ですが、実務では 910 mm に丸めた尺モジュールで組みます。1間は6尺 = 1818.18 mm、 これも 1820 mm。910 mm グリッドで2マス四方(1820 mm四方)は 3.3124 ㎡ あり、 定義上の1坪 3.30579 ㎡ より 0.2% 広い。30坪なら 0.06坪ぶん、図面のマス目から数えた坪数と 登記される坪数が合いません。合板もボードもこのグリッドに合わせて 910 × 1820 mm で流通しています。
1尺 = 10/33 m(正確値)。1間 = 6尺。1坪 = 6尺四方 = (20/11)² = 400/121 ㎡ ≈ 3.30578512、これは 36平方尺 でもあります。1 ft² = 0.09290304 ㎡(国際フィート 1 ft = 0.3048 m の平方。米国 NIST などが公表する正確値)。3.3 は商習慣の概数で、正確な値より 0.175% 小さい値です。 坪単価の分母(延べ床面積か施工床面積か)と分子(どこまでを本体価格と呼ぶか)は各社の商習慣であり、 定めた法令はありません。契約書・登記簿・確認申請の面積は ㎡ で書かれます。
計算例
延べ床面積 120 ㎡ の家が本体価格 3,000万円です。坪数と坪単価はいくらですか。
- 1坪 = 400/121 ㎡ = 3.30578512… ㎡ なので、120 ÷ (400/121) = 120 × 121/400 = 36.3坪。ちょうど割り切れます。
- 3,000万円 ÷ 36.3坪 = 82.6万円/坪。㎡単価なら 3,000 ÷ 120 = 25万円/㎡です。
- 同じ 3,000万円を施工床面積 132 ㎡(39.93坪)で割ると 75.1万円/坪。建物は一棟も変わっていません。分母だけが変わっています。
- 3.3 で割ると 36.364坪、坪単価は 82.5万円/坪。0.064坪、0.14万円/坪の差です。
36.3坪、坪単価は 82.6万円/坪です。ただしこれは延べ床面積で割った値で、施工床面積 132 ㎡ で割れば同じ家が 75.1万円/坪になります。他社の坪単価と並べる前に、分母が延べ床か施工床か、分子の本体価格に付帯工事費と諸費用が入っているかを先に確かめてください。
このページの 16 個の計算値は 2026-09-08 に実際のブラウザで実行し、別に算出した期待値と一つずつ突き合わせています(サイト全体で 2079 値、168 個の計算機)。
よくある質問
1坪は何㎡ですか。
400/121 ㎡、つまり 3.30578512… ㎡ です。6尺四方という定義から出る値で、1尺が 10/33 m なので割り切れません。3.3 で計算すると坪数が 0.175% 大きく出ます。100 ㎡ は正しくは 30.25坪、3.3 では 30.303坪。逆に 30坪は 99.17 ㎡ で、3.3 で計算した 99 ㎡ とは 0.17 ㎡ 違います。
坪単価はどの面積で割るのですか。
一般には延べ床面積です。ただし施工床面積、つまりバルコニー・玄関ポーチ・吹抜けなど延べ床面積に算入されない部分まで足した面積で割る会社もあり、分母を定めた法令はありません。分母が大きいほど坪単価は下がるので、本体価格 3,000万円の家は延べ床 120 ㎡ なら 82.6万円/坪、施工床 132 ㎡ なら 75.1万円/坪 と表示できます。比べる前に、どちらで割った数字かを確かめてください。
坪単価が同じなら総額も同じですか。
同じにはなりません。分子の「本体価格」に何が入るかが会社ごとに違うからです。付帯工事費(屋外給排水、地盤改良、外構、解体)と諸費用(設計料、確認申請、登記、火災保険、ローン手数料)は本体価格に含まれないのが普通で、そこが別会計なら坪単価が同じでも総額は開きます。坪単価は総額を思い出すための目安であって、総額そのものではありません。